05語り継ぎたい感動ストーリー N.Shimamoto | 東京ドームで働く人々 | 株式会社 東京ドーム Recruitment Site

05語り継ぎたい感動ストーリー

N.Shimamoto

2009年入社
興行企画部 係長

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担当したイベントを何とか盛り上げようと、
自らチケットを手売りしたことも。

東京ドームを志望したのは、仕事を通して「人が感動する瞬間に立ち会いたい」という想いから。そして入社後、私はそんな経験をすぐに味わうことができました。入社2年目、私はアミューズメント部のアトラクション運営グループから企画グループに異動し、「シアターGロッソ」で開催されるヒーローショーやミュージカルの企画運営に携わることになりました。そこで初めてメインで担当することになったのが、2.5次元ミュージカル。いまでこそ2.5次元ミュージカルは人気ですが、男性向けコンテンツはその頃まだ注目されておらず、当社でも初めての試みでした。チケット販売当初はお客様がほとんど入らず、「何とかしなければ」と奮い立ち、役者さんと一緒に街に出てチケットを自ら販売。近隣地域のお祭りなどに足を運びこのミュージカルをPRして、チケットをその場で手売りしたことも。そうした努力の甲斐あって徐々にお客様が増え、口コミで評判が広まり、公演を重ねるごとに盛り上がっていったのです。

劇場全体が熱狂に包まれる。
私が望んでいたのは、まさにこの瞬間。

その2.5次元ミュージカルの千秋楽は、台風が直撃する最悪の天候でした。しかし、ふたを開けてみると劇場は超満員。たくさんのお客様がわざわざ足を運んでくださり、今日で見納めだということで客席全体が興奮に包まれていた。その光景を見た時は、本当に心が震えました。イベントを成功させるためには泥臭い仕事にも取り組まなければならず、大変な思いもすることもありますが、自分が企画したミュージカルが実際に上演されて、お客様の歓声や熱狂に直に触れると、言葉にならないほどの高揚感がある。まさに私が求めていた仕事の醍醐味でした。その後、興行企画部に異動しましたが、ここではまた一味違った感動体験を重ねています。いま担当しているのは、東京ドームで開催されるコンサートイベントの渉外や調整。主催者側と折衝しながら、先方が実現したいことを東京ドームのルールや行政の規制に基づいて調整し、イベントを成功させることが私のミッションです。

何度も検証したコンサート演出。
お客様の感動の涙に、気がつけば私も泣いていた。

以前、ある有名アーティストのコンサートの主催者側から、ドーム内で派手な演出をしたいというご要望がありました。その話をいただいたのはコンサートの半年前でしたが、東京ドームでは過去に例のない演出で、安全面などで実現できるかどうか判断できなかった。私としては主催者側のご要望を叶えたいという気持ちもあり、それから半年かけて何度もシミュレーションして検証。何とか実現可能な方法を考案し、主催者側に提示することができました。コンサート当日、私も現場で見守りましたが、見事にその演出が決まった瞬間、近くにいらっしゃったお客様が感激して涙を流されていて……気がついたら私も泣いていました。私たちは、お客様がハッピーになれる場所が職場であり、自分も常にそこに居合わせることができる。毎日、新鮮な感動がある。これからはコンサートを起点に東京ドームシティ全体を巻き込んでいくようなイベントを提案し、より多くのお客様をハッピーにしていきたいと思っています。

OFF TIME

現在、東京ドームでのコンサートの運営を年間20本以上担当しており、本番当日はいつもコンサートの現場に立ち会っています。いわば賑やかなライブ会場が私の職場なのですが、オフは気持ちをリフレッシュするために、敢えてのどかで静かな場所を訪れています。いま夢中なのは、牧場めぐりのドライブ。何もないだだっ広い牧場で一日中ボーっと過ごし、帰りに近くの日帰り温泉に寄ってサウナで汗を流してリフレッシュするというのが、最近のお気に入りの週末の過ごし方ですね(笑)。

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