男たちの
力と技の競い合い!
「かきくらべ」
祭りの最大の見どころは「かきくらべ」。
地区の太鼓台が一堂に会し、太鼓に乗った指揮者の指示に合わせて、3tもの太鼓台をかき夫たちが「差し上げ」と呼ばれる両手を伸ばして持ち上げる様を競い合う、力比べ、技くらべです。
かき夫たち男衆を鼓舞するように太鼓が早打ちされ、かき棒にまたがり太鼓台の運行を仕切る4人の指揮者の笛、揃いの法被に身を包んだ男衆の掛け声が呼応し合う様子はまさに勇壮華麗!
およそ10分から15分、力の限界まで続きます。
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この「かきくらべ」は、祭りの三日間市内各所で繰り広げられます。
「上部地区山根グラウンド統一寄せ」では20台、「多喜浜駅前かきくらべ」では17台、「一宮の杜ミュージアム」では13台の太鼓台が一堂に会するなど、壮大かきくらべが各地区で行われます。太鼓台が集まり披露するその勇壮な力比べは見応え抜群です。
また、早朝や夜には美しくライトアップされた太鼓台の姿を各地区で見ることができます。
川西地区では祭りの最終日に、「舟御幸(ふなみゆき)」と呼ばれる行事が2年に一度行われています。これは航海の安全と豊漁を祈願するもので、大江浜から専用の台船に太鼓台が5台ずつ乗り、海上で行われる「かきくらべ」です。2020年がその年にあたりましたが、残念ながら中止となり神事のみを行いました。次回は2022年の開催予定。お見逃しなく。
上部地区山根グラウンド統一寄せ(出典:(一社)新居浜市観光協会) 多喜浜駅前かきくらべ(出典:(一社)新居浜市観光協会) 船御幸(出典:(一社)新居浜市観光協会)